むし歯も歯周病も、歯を失う原因になる怖い病気です。
しかし、防ぐことのできる病気でもあるのです。歯の定期検診、定期的なメンテナンスを受けるのが当たり前になったらむし歯や歯周病に悩むことも少なくなるでしょう。
現在そして未来のお口の健康は、予防歯科がそのカギを握っています。
予防歯科とは、むし歯や歯周病の予防を目的とした診療科目です。
医療の役割が「治療」から「予防」に変わってきた欧米では、歯科医療においても予防歯科が浸透しています。 「歯が痛くなってから歯科医院へ行く」ことがほとんどの日本に対し、「むし歯や歯周病にならないよう、定期的にプロのケアを受けるために歯科医院へ行く」というのが欧米の考え方。
歯の定期検診、定期的なメンテナンスを行うことは一般的で、多くの人が歯の大切さを認識しています。その結果、80歳のときに残っている歯の本数は、日本では平均9.8本(平成17年厚生労働省調査)に対し、欧米では15〜20本と歴然とした数字の差としてあらわれています。
動物は歯が無くなると死んでしまう、という話を聞いたことはありますか。 人間も、年齢を重ねても元気な人は、歯が健康である場合が多いのです。また、糖尿病や心臓病の一因は、歯周病にも関わっています。まさに口の中の健康維持こそ、身体全体の健康につながるといえるでしょう。
むし歯や歯周病の原因は、口の中の細菌です。 この細菌がいる限り、むし歯や歯周病のリスクが必ず存在しています。あなたの大切な歯を細菌から守るためには、定期検診、定期的なメンテナンスがとても重要です。
当院の予防歯科では、歯の定期検診、定期的なメンテナンスとして、歯石の除去、PMTC(専門的な歯のクリーニング)、歯ブラシの指導、フッソ塗布などを行っています。
歯の表面に付着している細菌のかたまり(歯垢)にカルシウムが沈着すると、“歯石”と呼ばれる石のようなものになります。この“歯石”や歯垢は、むし歯や歯周病の原因となります。また、歯石は毎日の歯磨きだけでは取り除けません。そこで、専用の機械などを使ってこれらの歯垢や歯石を除去します。さらに、歯の表面をなめらかにして汚れを付きにくくすることで、むし歯や歯周病が予防できます。
PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、専門家による特殊な器具を用いた歯のクリーニングのことです。
自分ではきちんと磨いているつもりでも、実際には磨き残しが多い歯磨き。その原因は、歯ブラシの使い方にあります。そこで、専門家である歯科衛生士が、お一人おひとりに適した歯ブラシの使い方をアドバイスいたします。
フッ素を歯に塗ることによって、歯の表面のエナメル質を強化し、むし歯になりにくい歯にします。
当院では、むし歯や歯周病を予防するために
歯の定期検診、定期的なメンテナンスをお勧めしています。
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午後:14:00~18:00
▲:14:00~17:00
休診日:木曜・日曜・祝日