鳥取市 歯科 緑ヶ丘歯科クリニック|鳥取市のやさしい歯医者

タイトル写真

オフィスホワイトニング

谷口です。

 

先日の休診日に、

今度新しく導入するオフィスホワイトニングの勉強会を行いました。

今まで、当院で行っているホワイトニングはホームホワイトニング

(トレーを作製し、ご自宅で装着して頂き白くする方法)なのですが、

この度オフィスホワイトニング

(院内で薬剤を塗り特殊な光を当てて白くする方法)を導入する事になったので、

今度から患者様にどちらの方法で行うか選んでいただけるようなりました。

 

従来のオフィスホワイトニングは

しみたりする事があるらしいのですが、

この度取り入れるこのホワイトニング法は

そのような不快症状が少ないとの事でした。

 

実際に私も体験させてもらいましたが、

全くしみたりせず、一回の施術でかなり効果がありました。

 

どちらの方法もそれぞれに特徴があるので、

ホワイトニングに興味のある方はお気軽にお尋ねくださいね。

2013年02月23日 01:53|コメント(0)トラックバック

入れ歯や装置の歯石

院長 田中です。

 

入れ歯や矯正の装置を使用していると、

唾液の中のカルシウム成分が固着して、

歯石のような硬いものがこびりついてしまうことがあります。

人体に害を及ぼすようなものではないですが、

ついていると、さらに汚れがつきやすくなったり、

見た目にもあまり良くありません。

歯科医院では、業務用の専用の洗浄剤があるのですが、

ご家庭でもこの歯石のような汚れを落とすことができます。

 

入れ歯には“入れ歯爽快”、矯正の装置には“矯正クリーン”

という洗浄剤があります。

 

右の写真は矯正装置ですが、矯正装置表

きれいに使っていただいているのですが、

 

 

 

 

 

裏を見ると、矯正装置裏

きっと形が複雑なので、お手入れがしにくいのだと思われるのですが、

 

 

 

 

矯正装置裏、拡大

白っぽい色や黄色っぽい色の歯石のようなものがついています。

 

この歯石汚れは、歯ブラシでは落とすことができません。

何か硬いものでゴリゴリやれば削れてとれるのですが、

入れ歯や装置の樹脂もキズつけてしまいます。

 

キズがつくと、また汚れも付きやすくなります。

 

そこで、この洗浄剤ですが、矯正装置裏洗浄後

粉末を水かぬるま湯に溶かして浸けておくと、

かなりきれいに歯石汚れが溶かされてきれいになります。

 

 

 

矯正装置裏洗浄後、拡大

右の写真は洗浄後の装置です。

 

 

 

 

 

 

成分は、カルボン酸、クエン酸、リンゴ酸、スルファミン酸などの酸です。

電気ポットの白い水垢を取り除く洗浄剤の成分によく似ています。

原理としては、両方とも固着したカルシウム成分を

酸の力で溶かしてしまうものなので、

似たようなものだと思います。

 

歯石汚れのつき方は個人差があります。

汚れが付きやすい方は、日常のお手入れの一つとして

ご使用を検討されてはいかがでしょうか?

 

2012年01月27日 00:36|コメント(0)トラックバック

6歳臼歯保護事業

田中です。

昨日11月10日、6歳臼歯保護事業のため、衛生士の鈴木と山本とともに賀露保育園へ行ってきました。

6歳臼歯保護事業とは、鳥取市が、市内の保育園、保育所、幼稚園の年長児とその保護者を対象に行っている事業で、6歳臼歯の保護を目的とした歯の保健指導を実施し、生涯の歯の健康管理の意識づけを行うことで、歯科保健水準の向上を図ることを目的に行うものです。

簡単に言うと、6歳臼歯は、その呼ばれ方のとおりにだいたい6歳くらいに生えてくる永久歯です。永久歯の中では一番最初に生えてくる歯です。生えている乳歯の奥歯のさらに奥に生えてきます。6歳という低年齢で生えてくること、生えてくる場所が磨きにくい部位であることなど様々な要因で、生えてすぐに虫歯になることがあります。

そこで、6歳臼歯を虫歯にしないために、さらには6歳臼歯を守る意識づけを行うことで、その後生涯にわたっての歯の健康を管理していくことも意識づけされることを期待して、保健指導を行います。

年長児さんは、ちょうど6歳になる年齢です。この時期ですとだいたい6割くらいの年長児さんが6歳です。6歳臼歯が生えている園児さんとまだ生えていない園児さんがいます。もっと時期を遅らせれば、生えている園児さんの数は増えるのでしょうが、場合によっては生えてから1年近く経っている園児さんも出てくるので、下手をすれば、すでに虫歯になってきている、、、、といったことが起きる可能性もあります。ちょうど生えてくるタイミングで指導を行うのがよいのですが、集団での指導ですので個別での対応ができませんので、この秋の時期が早すぎず遅すぎずの時期で選ばれているのだと思います。

私は賀露保育園の園医(嘱託歯科医師)ですので、この事業を行ってきました。(うっかりと写真を撮るのを忘れました。)

37人の年長児と30と数名の保護者の方、計約70名を対象に、6歳臼歯についてのお話や、園児に紙芝居、保護者の方に虫歯のお話、そして歯磨きの指導を行いました。

大人も子供も理解しやすいように内容を考えてお話をしたつもりですが、みなさんまじめに聞いていただいてよかったです(理解していただけたかはわかりませんが)。歯磨き指導は、主に衛生士の鈴木と山本にやってもらいました。子供たちは元気いっぱいで、一生懸命歯を磨いてくれました。

虫歯に苦しむ子供さんが少しでも少なくなることを願っています。

2011年11月11日 23:06|コメント(0)トラックバック

乳歯の癒合歯(ゆごうし)

院長 田中です。癒合歯

右写真は1歳8ヶ月のわが子の下の歯の状態です。

成長に伴い、歯もかなり生えそろってきました。

今の時期では、上下とも8本ずつ生えているのが標準です。

写真に見えている奥の大きな歯の一つ手前が犬歯で、左右の犬歯の間に4本の前歯があるのが標準なのですが、わが子は左右の犬歯の間に3本しかありません。

したがって、下の歯は現在7本しか生えてないことになります。

分かりにくいかもしれませんが、向かって右側の犬歯の手前の歯は他よりも少し大きいです。

おそらく、本来2本あるべき歯が、1本にくっついて生えてきている状態ではないかと思います。

(向かって左側の犬歯の手前の歯も標準より少し大きいのも、少し気になるところですが、、、)

そのように本来2本別々で生えるべきところが、くっついて1本として生えてきている歯のことを“癒合歯(ゆごうし)”と言います。

乳歯の下の前歯では珍しいものではありません。

上の前歯でも見られることがあります。

後に生え変わる永久歯がどのようになっているかはまだ分かりませんが、このようなケースでは、永久歯は問題なく2本に別れて生えてくることが多いようです。

ただし、生えかわるときに乳歯と永久歯の数や幅が合わないので、自然な生えかわりがうまくいかないことがあります。

生えかわりのタイミングで乳歯を抜いてあげないといけないかもしれません。

生えかわる永久歯も2本がくっついて癒合歯になる場合や、永久歯が1本しかないこともあります。

そのような場合は、上の歯と歯の本数のアンバランスが生じるので、歯並びやかみ合わせに問題が生じることがあるのですが、今のところはそこまでは心配することではないかと思います。

まずはとりあえず、健康に育ってくれることが第一かと思っています。

2011年10月07日 01:45|コメント(0)トラックバック